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【オールジャパン平和と共生】=AJPaC 総決起集会「集会宣言」

10月8日に大成功裏に開催された
【オールジャパン平和と共生】=AJPaC総決起集会において、満場一致の拍手で集会宣言が採択されました。

以下に「集会宣言」を掲載させていただきます。

集会宣言

日本は今安倍政権の下で、これまでの歴史・伝統・文化に根付いた国と社会のあり方を壊し、国民生活を塗炭の苦しみに沈めるという、極めて危険な政治が進行しています。

本年9月19日の安保法案の強行採決は、一内閣による集団的自衛権容認という閣議決定を盾に、国会審議の中での論理破綻を数の力で押し切り、実質的な憲法改正を実現するという暴挙であり、安倍政治の本質の表れです。

立憲主義に反し議会制民主主義を一顧だにしない政治手法は、一種のクーデターによる憲法体制の破壊と言っても過言ではありません。

日本国民は安倍政権に対して心底から怒っています。8月30日の12万人による国会包囲をはじめ、これまでにない多くの人々が街頭に出て、安倍政権の打倒を求めて立ち上がっています。

とりわけ若者や女性が行動の先頭に立ち、これに励まされる形で各世代の人々が声を挙げています。

しかし、これらの声を議会に反映させ国政を揺り動かすには至っていません。

僅か25%にも満たない支持によって発足した政権であるにも拘わらず、安倍政権は議会内の数の力で国民の声を押しつぶし、戦後一貫して平和主義を掲げてきた日本を戦争国家に転換させようとしているのです。

本日の集会で私たちは、多数の方々から指摘があった以下の諸点を共通に確認しました。

第一は憲法についてです。憲法破壊の安保法案は地球の裏側まで戦争しに出かけて行く戦争国家に日本を変えるものであり、憲法9条改正と日本の核武装化に進む第一歩であって、絶対に早期の廃止を実現しなければなりません。

第二は原発についてです。原発は日本の国と社会の利権構造の象徴であり、東日本大震災の被害を受け、また唯一の被爆国である日本こそ、率先して原発廃止を世界に呼びかけるべきであり、原発稼働は絶対に許してはなりません。

第三はTPPについてです。TPPはアメリカ主導のグローバル資本の利害の下に、日本の国と社会のシステムの変容を強要するものです。

10月5日に大筋合意されたと喧伝されていますが、今後の協定署名や国会承認を絶対に阻止しなければなりません。

この三点以外にも辺野古基地建設と格差拡大を許さない等様々な課題があり、私たちは、戦争と弱肉強食を許さず「平和と共生」を実現する社会運動と政治運動のうねりを作り出して行くことを決意しました。

改憲と原発とTPPに反対する国民の多数意思が政治に反映出来るよう、政策基軸、超党派、主権者主導の原則に基づく主権者の連帯運動の輪を大きく拡散して、来るべき衆参国政選挙に何としても勝利し、主権者のための政治を実現することを決意します。

私たちは、本日の集会を受け、「オールジャパン 平和と共生」の連帯運動を全面的に推進し、一日も早く安倍政権を打倒して日本政治を国民の手に取り戻すことを決意します。

以上のとおり確認します。

2015年10月8日

「オールジャパン 平和と共生」総決起集会
参加者及び賛同者一同

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