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3.18「安倍政治を許さない!参院選総決起集会」登壇者発言要旨-第1部

3.18「安倍政治を許さない!参院選総決起集会」での登壇者の発言要旨を掲載します。

集会実行委員である高橋清隆氏による記述で、

「野党各党と市民が「安倍政権打倒」で気勢  オールジャパン平和と共生」

http://blog.livedoor.jp/donnjinngannbohnn/archives/1896839.html

に掲載されています。その内容を3回に分けて転載させていただきます。

第1回は第1部です。

第1部「5(4)野党+主権者大連帯で安倍自公政権を打倒しよう!」

戦争と弱肉強食の政治路線からの転換を目指す「オールジャパン・平和と共生」が3月18日、東京都文京区内で決起集会を開き、野党各党代表と市民が夏の参院選での安倍政権打倒を誓うとともに、各政策分野の専門家が原発・憲法・TPPなどの諸問題をめぐる安倍政権の危険性を解説した。

政権交代の最好機、大義は国民に

「オールジャパン・平和と共生」は、戦争に加担し弱肉強食を推進する安倍政権の「戦争と弱肉強食」の政治を排し、「平和と共生」の政治実現を目指す主権者による連帯運動。昨年6月に経済学者の植草一秀氏が開設したウェブサイトを起点として展開され、同ウェブサイトが連帯運動のプラットフォームになっている。

昨年6月のウェブサイト創設による連帯運動始動後、TPP、安保法制の勉強会などを開き、10月には憲政記念館で800名を超す市民が集結して総決起集会を開催した。主権者の25%が連帯すれば政権奪還が可能である現実を指摘し、野党候補の一本化を唱えてきた。

「安倍政治を許さない!」と題する今回の決起集会には、約1000人の市民が参加した。

第1部では、鳩山友紀夫元首相と共に連帯運動の最高顧問を務めている

前日本医師会長の原中勝征(はらなか・かつゆき)氏と

「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」の高田健氏のほか、

民主・維新グループから江田五月民主党最高顧問と篠原孝衆院議員、

山下芳生(やました・よしき)日本共産党書記局長、

吉田忠智(よしだ・ただとも)社会民主党党首、

小沢一郎生活の党と山本太郎となかまたち代表

が出席した。

江田氏は「豊かで安定し、個人の自由がある日本ができたのは、高い理想を掲げた憲法があったから」と戦後70年の平和路線を評価する一方、「その枠組みを転換しようとする重要な節目に差し掛かっている」と警告。

「安倍政権の暴走を絶対食い止める1点で野党全てが手を組んで頑張らねば」と訴えた。

山下氏は、参院選32の1人区のうち、この日決まった長崎を含め7つの選挙区で統一候補が実現したことを報告し、「衆院選小選挙区でも候補者を調整したい」と意欲を示した。

「ここまで1つになれた一番の力は、国民の皆さんの世論と運動。

『野党は頑張れ、野党は共闘』と国会前や全国各地でデモをし、コールを上げ、私たちの背中を後押しし、野党間にあった壁を壊してくれた。

これほどまで国会と市民が連携したことはなかった」と振り返った。

「自公対民共の闘いと言うが、私たちが力を得ているのは、民主党と共産党だけではない。

自公対野党5党プラス市民・国民の連合。

憲法壊して、戦争法を強行して、立憲主義を壊した。

これを廃止し、取り戻す。

国民にとってこれ以上の大義はない」と強調した。

吉田氏は

「皆さんの後押しで、5党が結束することができた」と述べ、結党20年目となる2月の党大会に初めて共産党の志位委員長と小沢氏が来てくれたことを報告した。

「7選挙区で共産党が候補者を取り下げてくれ、共闘が加速してきた。

同日選挙を想定し、衆院295区で候補者を絞り込むために全力を挙げる。

私たちは接着剤、要石の役割を果たす決意。憲法違反の国民の命と暮らしを守らない、目的のために手段を選ばない安倍政権を終わらせるために」と訴えた。

篠原氏は

「吉田党首には、接着剤と言わずに中に入ってもらった方がいい。つまらないことは忘れ、大同団結していかなければ」と呼応した。

09年の政権奪取を振り返り、「奪い返したのは自社さ政権をつくった亀井さんと、07年の参院選で農業者戸別所得補償を引っ提げて29の1人区をビール箱に乗って回られた小沢さん。

今、同じ状況が起きている。32の1人区で雪崩現象が起きて、勝てるのでは」との展望を示した。

小沢氏は、安倍政権が解散・総選挙に打って出る可能性に言及。

「自民党は衆参同日選挙で野党をせん滅させたいと思っているが、私たち5党は互いにいいだの悪いだの、好きだの嫌いだの言っていたのでは自公に勝つことはできない。

本当に心を1つに力を合わせれば、絶対国民の信頼が野党に集まる。

だから恐るに足らずで、ダブル選挙こそ一気に政権交代させる最大の機会」と解散・総選挙を受けて立つ積極的なスタンスを示した。

高田氏は、学生らと共に闘った昨年の新安保法案反対の国会前デモを振り返るとともに、「SEALDs」など5団体と市民連合を結成し、国政選挙を視野に入れた政治団体を模索していることを報告。

29日に「戦争法」が施行され、関連する政令が閣議決定されることへの危惧を表明し、「こういう時代が来たのだから、私たちは国会議員としっかりと連帯しながら、安倍政権の戦争する国づくりに反対する運動を強めたい」と宣言した。

各党代表らと総がかり行動実行委員会の高田氏、オールジャパンの原中氏の7人は手がつなぎ、参加した市民とともに、総決起集会実行委員会の植草氏が「迫る参院選は安倍政権自公勢力対5野党プラス市民の戦い、自公勢力対オールジャパンの戦いになる」とした上で、同氏の発声により「安倍政治を許さない! 主権者のための政治を取り戻すために団結して頑張ろう」と唱和した。

 

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